競馬場コース解説

東京芝1600m

東京芝1600m
スタート地点は向正面直線の右奥。最初の3コーナーまでの直線距離は約542m(Aコース時)。3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。3~4コーナーにかけては下り坂になっている。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。東京競馬場全体の高低差は2.7mある。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターン。3mごとに幅員が異なる。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護している。

上がり3ハロンの水準は各クラス34秒台で差があまりない。その代わり前半3ハロンと中盤の厳しさの差が、クラスの差になり、走破時計に影響を及ぼす。特に3歳以上重賞は安田記念、NHKマイルC、ヴィクトリアマイルとG1が多く組まれているため、速い時計が出やすい。スタートからゴールまで高いレベルのスピードと末脚の持続力が必要になる。クラスが下がると中盤までのペースが緩みがちになるので、前に行った馬が残りやすくなる。当然、馬場状態にもよるがBコースでの逃げ馬の活躍が目立つ。

枠順はほぼフラット。多頭数の8枠のみ少し成績が悪い。
有利な枠順 ほぼフラット
有利な脚質 先行~差し
ポイント スピード、末脚の持続力

種牡馬成績ベスト5


種牡馬 勝率 連対率 複勝率
着別度数 単/複回値
1 ロードカナロア 12.9% 25.3% 35.6%
25- 24- 20-125/194 45/89
2 エピファネイア 12.1% 21.5% 32.2%
18- 14- 16-101/149 234/92
3 モーリス 10.5% 20.4% 32.9%
16- 15- 19-102/152 172/119
4 ドゥラメンテ 13.0% 21.3% 30.6%
14- 9- 10- 75/108 81/54
5 キズナ 11.7% 24.3% 31.1%
12- 13- 7- 71/103 64/68

【対象期間:2022年1月1日~2025年7月31日】
  DataLab.ソフト『TARGET frontier JV』より抽出


クラス別水準ラップ(3F-2F-3F)と勝ち時計

2歳OP特別・重賞 36.0-24.8-34.6=1.35.4
3歳以上1勝クラス 35.4-24.3-34.8=1.34.5
3歳以上2勝クラス 35.7-23.9-34.4=1.34.0
3歳以上準OP・OP特別 35.4-23.7-34.3=1.33.4
3歳以上重賞 34.2-23.4-34.9=1.32.5